タイヤは月に1回点検しましょう!
①空気圧のチェック
当店に来店されるお客様の約半数近くが、通常の空気圧より低いという現状を踏まえて、 以前もお話させていただきましたが、再度空気圧についてお伝えします。
タイヤには空気が入っています。しかし普通に使用していても自然と空気は抜けていくものです。
タイヤの空気は1か月で10~20kPaも自然に抜けていきますので、定期的なcheckが必要!!
(1ヶ月に1回)
空気が低くなるとどうなるのでしょうか・・・
・車が重く感じる
・タイヤが偏って減る
・燃費が悪くなる
・パンクしやすくなる
・タイヤの寿命が縮む
このような現象が、事故や車のトラブルの原因となります。
一目みてわかる場合もありますが、あきらかに凹んだ感じになっていたり、ぬけているという状態だと早急にチェック、空気を入れた方がいい危険レベルです。
偏平タイヤの場合は、見た目で分からない場合が多いので、特にチェックが必要です。
2カ月に1度、空気はスタンドや当店でチェックしましょう!
②タイヤの減りのチェック
タイヤは無限に使用していけるものではありません。
使用していくうちに消耗していき、ミゾがだんだんと無くなっていきます。
そんな状態で車に乗り続けると・・・
・濡れた路面でのブレーキが効きにくくなる
といった事故やトラブルの原因になります。
タイヤがすり減ると溝がなくなり、スリップサインがでます。
新品タイヤはミゾの深さが8㎜あります。
残り溝1.6mm以下のタイヤは使用していけない(整備不良)と法律で定められているので、そうなる前にタイヤの交換をお勧めします。
また、ミゾは残っていても、ゴムの劣化が進み、危険な場合もありますのでタイヤの状態を見てもらうこともお勧めします!
これらの事を知っていると、お店などでほんとに変えなきゃいけないの?売りつけられてない? なんて心配することも無く安心してタイヤを購入することが出来ます。
③タイヤの減り方
◆前輪だけ減っている
ほとんどの車はエンジンの動力を前輪で動かしています。
しかもハンドルの方向を変えるのも前輪なので負担も大きく、適正な空気圧でのっていても後輪のタイヤより早く減る場合があります。
こういう車に乗っている場合は タイヤのローテーション(前輪・後輪を入れ替える)と、タイヤが長持ちします。5,000km走行ごとに行うのが理想ですが、
タイヤの履き替え時期に一緒にローテーションを行うと効率的です。
◆タイヤの外側だけ、もしくは内側だけが減っている
タイヤの外側だけ、内側だけ、真ん中だけ減っている場合があります。
まず考えられるのは空気圧が適正でないと偏った減り方をします。まずは空気圧をチェックしてみて下さい。
それでも改善されないときは、車のタイヤまわりのズレが考えられます。
車は普段の運転の中で道路などの振動によって、気付かないうちにタイヤ周りにズレが生じてくることがあります。
その結果タイヤの片方だけが減ってしまうような症状ができてます。
こういう場合は、車の骨格の調整として4輪アライメントをおすすめします。
④4輪アライメント
運転をしている時に、ハンドルが取られる感じがする、真っ直ぐ走っているつもりでも片方に寄って行ったりすることを経験されていませんか?
また、タイヤを見てみると、方側だけ極端に磨り減ってたりしていませんか?
車は普段の運転の中で道路などの振動によって、気付かないうちにタイヤ周りにズレが生じてくることがあります。その結果、まっすぐ走らないとか、タイヤの片方だけが減ってしまうといった症状になります。
そんな時は、4輪アライメントで、タイヤまわりのズレを調整することをおすすめします。
当店はタイヤ屋さんですので、このような症状の車をお持ちの方は、ディーラーさんなどにご相談ください。
※豆知識 お出かけ前点検 と一部重複しております。