タイヤ購入のあれこれ・・・
タイヤを購入するにあたって、インターネット等で調べても、タイヤの種類があまりにも多すぎて何を買っていいのか分からない。そんな声をたくさん聞きます。
同じタイヤでも国内メーカー、海外メーカー、また国内メーカーでは、ブリヂストン・ヨコハマ・ダンロップ・トーヨー、海外メーカーでも、韓国メーカーのハンコック・クムホ、ドイツの一流メーカーミシュラン・コンチネンタル、アメリカメーカーのグッドイヤー・F1レースでお馴染みのピレリー、中国メーカーにいたってはたくさんありすぎて・・・。
他にもまだまだいっぱいあります。
さらには、高級車用タイヤ、ミニバン専用タイヤ、ハイブリッドカー向けのタイヤ、SUV専用タイヤ、商用車向けのバンタイヤ、もう何を選んでいいのか分からないですよね。
そんな時に、店頭にてタイヤについての色々な話が聞けるのが、専門のスタッフがいるタイヤプロショップなんです。
カタログにないような、本当の話が聞けますよ!
2018年タイヤ世界売上ランキング (単位:億USドル)
タイヤについて少し話を進めてみましょう。タイヤにも世界ランク(売上ベース)があるんです。
世界1位は、みなさん知っている日本のブリヂストン、2位はドイツのミシュラン、3位はアメリカのグッドイヤー、4位はドイツのコンチネンタル、5位は日本のダンロップ、6位はピレリー、7位は韓国のハンコック、8位にやっと日本のヨコハマタイヤ、韓国のメーカーよりも残念ながら下なんです。
そして残りの日本メーカートーヨーは12位なんですよ。イガイに下の方ですよね。
そして日本においては、世界ランクイコールブランド力、これが価格に影響するんです。
ブリヂストンのタイヤが値段が高くて、トーヨータイヤが安いのが納得出来ますよね。
品質は、聞いたことのある一流メーカーを使えばよっぽど間違いないですよ。
価格は、とにかくブランド力。
世界でみると、日本とは少し事情が違って、そこそこの上位ランクのタイヤメーカーであれば多少はあるものの、日本ほど価格差がないようです。
ですから日本のメーカーだから良くて海外のメーカーが駄目なんて考え方は間違っています。
あくまでブランドのイメージだけの話です。
高級車用タイヤ
次に車種別タイヤの特長について話を進めます。
まず、基本的に日本のタイヤは低燃費タイヤが当たり前です。
その上で、高級車タイヤの特長は、高い操縦安定性と静粛性。
簡単に言うと、しっかり走れて音が静か、しかし、フラッグシップモデル故に、価格が高いということです。
ミニバンタイヤ
早野の店頭にて販売中の
ミニバンタイヤ
次にミニバン専用タイヤについてです。
ミニバン故の高重心によるタイヤに発生しがちな偏摩耗性(特にタイヤの外側)を抑制するタイヤ。
簡単に言うとタイヤの外側が減りにくいという事です。さらに各メーカーそれぞれプラスαの特長があります。
価格もスタンダードモデルよりも少し高くなっています。
その他のタイヤとその特長
ハイブリッドカー向けタイヤは、燃費のいいハイブリッドカーの燃費がさらに良くなるような特長があります。
SUV専用タイヤは、車重のあるSUV車でも長持ちしてしっかり走れるタイヤです。
また、路面の状況別に舗装路専用のオンロードタイヤ、悪路専用のオフロードタイヤ、両方使えるオールテレンタイヤがあるのがSUV専用タイヤの特長です。
商用車専用のバンタイヤは、重い荷物を積んでも走れるがためのタイヤです。
最後に・・・
最後にタイヤを長持ちさせる方法を少しだけお話しします。
タイヤにとって一番負荷がかかるのは、“ストップアンドゴー”、つまり発進と停止です。急発進、急ブレーキ、これが一番負荷がかかります。
ゆっくりアクセルを踏み、ゆっくりブレーキ。これがタイヤを長持ちさせる方法です。
それでは、今日の話はここまでにして、みなさん次回の話を楽しみにして下さい。
また色々詳しく話を聞きたい方はぜひ店頭に遊びにきて下さい。
お待ちしております。